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デスクワークの合間に山へ – 社会人のための登山入門ガイド

登山

毎日のデスクワークで体が硬くなっていませんか?週末はただ疲れを癒すだけで終わってしまう…そんな日々に新しい刺激を求めている方へ。今回は、社会人の新しい趣味として「登山」をおすすめします。

私自身、半年前に登山を始めたばかりの初心者。カメラ趣味の延長で山頂からの絶景を撮りたいと思ったのがきっかけでした。そんな私が感じた登山の魅力と、初めの一歩を踏み出すためのアドバイスをお伝えします。

社会人が登山を始めるべき5つの理由

自然なフィットネス効果

ジムに通う時間はないけれど、運動不足は感じている…そんな方にぴったりなのが登山です。登山は全身運動で、特に下半身と体幹を鍛えられます。しかも、美しい景色を見ながら自然と汗をかけるので、運動が苦手な方でも続けやすいのが特徴です。

私の場合、登山を始めてから体の調子が良くなりました。自然の中での深い呼吸と全身運動が、仕事の疲れを癒してくれます。

メンタルヘルスの向上

都会の喧騒から離れ、森の中で鳥のさえずりを聞きながら歩く時間は、日常のストレスを忘れさせてくれます。登山中は仕事のメールやSNSから離れ、「今ここ」に集中する時間を持てます。

山頂に着いたときの達成感は何物にも代えがたく、日常生活でも「あの山を登りきったんだから、この仕事も乗り越えられる」という自信につながります。

写真趣味との相性抜群

カメラ好きの方には特におすすめです。山頂からの景色、山道で出会う野鳥や草花、朝日に照らされる雲海など、都会では決して見られない絶景との出会いがあります。

私も愛用のミラーレスカメラを持って登り、山頂からの景色を撮影した時は感動で胸がいっぱいになりました。SNSに投稿すると思わぬ反響があり、モチベーションアップにも繋がっています。

新しい出会いと成長

登山を通じて、年齢や職業を超えた仲間との出会いがあります。山では互いに励まし合い、助け合う文化があるため、自然と人との繋がりが生まれます。

また、地図読みやロープワークなど、登山に関する知識やスキルを身につけることで、常に新しい学びがあります。日常とは違う「成長」を感じられるのも魅力です。ただ、地図に関しては最近は登山用アプリが便利なので、そこまで重要ではないかもですけど・・・笑

予算に合わせて調整可能

登山は、初期費用をかけずに始められる趣味でもあります。最初は、動きやすい服装と軽登山靴さえあれば十分です。徐々に装備を揃えていくことで、自分のペースで続けられます。

初心者が最初に揃えるべき装備と予算

初めての登山で必要なものは意外と少なく、多くは手持ちのもので代用できます。以下は最低限必要なアイテムと目安の予算です。

必須アイテム(最低限の予算:約45,000円)

  • 登山靴:20,000円〜45,000円
  • バックパック(20〜30リットル):5,000円〜10,000円
  • レインウェア(上下セット):10,000円〜

登山は不安定な山道を進んでいくため、足を怪我するリスクが高いです。特に登山靴は値段というよりも、自分の足の形に合ったものを選ぶようにしましょう。店員さんに言えば試着させてくれます。

あると便利なアイテム

  • トレッキングポール:3,000円〜8,000円
  • 速乾性のある衣類:5,000円〜
  • 防寒着(フリースやダウン):季節による
  • 登山地図・コンパス:2,000円程度  →アプリで代用可能です
  • モバイルバッテリー:何でも可   →登山用アプリはバッテリーをくいます笑

カメラを持っていく場合は、防水カバーやクイックアクセスができるカメラバッグもあると便利です。

予算を抑えたい方には、デカトロンやワークマンなどのコスパの良いブランドがおすすめです。また、セールを狙ったり、中古品を探したりすることもできます。

初心者におすすめの山5選

全国各地に初心者向けの山はたくさんありますが、特におすすめなのが以下の5つです。いずれも登山道が整備されており、道迷いの心配が少ない山々です。

  1. 高尾山(東京):標高599m、ケーブルカーも利用可能
  2. 筑波山(茨城):標高877m、関東平野の眺望が素晴らしい
  3. 六甲山(兵庫):標高931m、神戸の街並みと瀬戸内海の絶景
  4. 富士山五合目周辺(山梨・静岡):高所体験ができる
  5. 大文字山(京都):標高466m、京都市街を一望できる

初めは標高1,000m未満の山から始め、体力や技術に合わせて徐々にレベルアップしていくことをおすすめします。

季節ごとの注意点

春(3月〜5月)

桜や新緑の季節で登山初心者に最適な時期です。ただし、高山では残雪の可能性も。天気予報と装備をしっかりチェックしましょう。

夏(6月〜8月)

高山の花々が美しい季節ですが、熱中症リスクが高まります。水分を多めに持参し、日焼け対策も忘れずに。また、夏は急な雷雨にも注意が必要です。

秋(9月〜11月)

紅葉シーズンは登山の醍醐味。気温差が大きいので重ね着できる服装で出かけましょう。人気の山は混雑するので、平日に行くのがおすすめです。

冬(12月〜2月)

初心者にはハードルが高い季節。低山でも凍結や積雪があります。冬山は経験を積んでから挑戦するようにしましょう。

登山を続けるためのコツ

小さな目標設定

「今年は○○山に登る」など、具体的な目標があると続けやすくなります。登った山を記録するアプリや手帳をつけるのもモチベーションになります。

SNSの活用

インスタグラムやTwitterで「#登山」「#山が好き」などのハッシュタグを検索すると、同じ趣味を持つ人たちとつながれます。私も写真をアップすることで、次の目標が見つかることも多いです。

登山仲間を見つける

一人でも登山は楽しめますが、仲間がいるとさらに楽しさは倍増。登山教室や山の会に参加するのも一つの方法です。職場の同僚を誘って、新しい共通の話題を作るのもおすすめです。

安全第一を忘れない

楽しい登山も安全があってこそ。天気予報は必ずチェックし、無理はしないことが大切です。家族や友人に行き先と帰宅予定時刻を伝えておく習慣もつけましょう。

まとめ – 最初の一歩を踏み出そう

登山は、慌ただしい日常から離れ、自然とじっくり向き合える貴重な時間です。私がカメラを手に山に登り始めてからの半年間は、新しい発見と感動の連続でした。

最初は「本当に登れるのかな」と不安でしたが、一歩踏み出してみると意外と楽しく、今では月に1〜2回は山に出かけるようになりました。

まずは身近な低山から、無理のないペースで始めてみませんか?きっと、オフィスの窓から見える山々が、今までとは違って見えるようになりますよ。